マリアナ諸島で発達中の熱帯低気圧が、6/22朝9時~24時間以内に台風に発達する見込みである、と気象庁から発表がありました。
24時間以内に発達して台風が生まれると「台風5号」と呼ばれます。
台風5号は「チャンパー(ラオスの言葉で赤いジャスミン)」と別名が付けられています。
2021台風6号(インファ)についての記事はコチラ👇
2021台風6号(インファ)たまご発生確率と進路予想/米軍・気象庁他機関・windyのデータ/大阪他関西への影響
台風5号の進路予想まとめ!日本のどこへ向かう?
6/22朝9時時点の台風5号の進路予想図が公開されています。
▼熱帯低気圧 6月22日(火)9時
存在地域 マリアナ諸島
移動 西北西 ゆっくり
中心気圧 1010 hPa
最大風速 15 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 23 m/s
台風5号米軍の予報
JTWCと呼ばれる、米軍合同台風警戒センターが出す台風予報は、台風のたまごの発見・発表が早いという特徴があります。
■日本時間6月22日午後3時
JTWCより引用
本日6月22日、赤い矢印が付いて台風表示に変化しているのが分かります。
TD06Wというナンバー付きの台風となり、進路予想が出る仕組みとなります。
その他の進路予想も見てみます。
台風5号windayでの予報
ヨーロッパの予報センターがモデルのwindayは、リアルタイム&10日間の天気の動きを確認できます☟
台風が出現すると左回転の風の渦になります。
下の時間軸を動かして先まで確認して見ると、北に進んで日本に向かって来ます。
27日が日本の本州に最接近、その後形を崩して北東に進んでバラバラになっていきます。
台風5号のこれからの進路予想:6月22日(火)時点※19時時点の進路更新
もしも台風5号が勢力を落とさない場合、太平洋高気圧の縁をまわって北西に進み、日本の南に北上してくる可能性があります。
26日(土)から27日(日)にかけて台風の北上に伴って前線が北上し、暖かく湿った空気が流れ込んで東日本太平洋側で強い雨が降るおそれがあります。
■6/22夜19時時点の進路予想図
5日先なので何とも言えませんが、油断大敵ですね!
台風5号のこれからの進路予想:6月23日(水)朝6時時点の最新情報
台風5号6月23日(水)、朝6時時点の最新進路予想図です☟
台風の目が昨日より右側にずれているのが確認できます。このまま日本から離れてくれたら有難いですね。
台風5号のこれからの進路予想&梅雨前線について:6月23日(水)15時時点
23日午後3時現在、台風5号がマリアナ諸島を北上しています。
中心気圧は1000hPaで、中心付近の最大瞬間風速は30m/sです。
台風の北側(沖縄から本州の南の海上)には梅雨前線の雲が長く延びています。
台風5号は、今後も北上を続け、27日(日)頃は本州に近づく恐れがあります。
27日(日)午後3時の中心気圧は992hPaと、今後は台風としてはあまり発達せず、28日(月)には温帯低気圧に変わる見込みですが、梅雨前線の雨雲が台風の北上とともに北に押し上げられ、本州にかかってきます。
また、台風が運ぶ暖かく湿った空気が流れ込んで、梅雨前線の活動が活発になる可能性があります。
台風5号のこれからの進路予想:6月24日(木)午前6時時点
昨日発生した台風5号(チャンパー)は今日24日(木)6時現在、マリアナ諸島近海を北西に進んでいます。
今後は少し発達しながら北上を続け、26日(土)頃には暴風域を伴って小笠原諸島付近を通過する見込みです。
そのあとも北上を続け、27日(日)以降は次第に温帯低気圧へと性質を変える予想となっています。
台風5号&梅雨前線による今後の雨の降り方について
26日(土)までは梅雨前線は本州の南に離れて停滞するため、本州付近の雨雲は上空の寒気による局地的に発達するタイプですが、27日(日)以降は梅雨前線本体のまとまった雨雲が陸地にかかる見込みです。
本州付近もいよいよ梅雨本番となり、広い範囲で大雨になる恐れがありますので、今後の情報に十分ご注意ください。
台風5号のこれからの進路予想:6月25日6時時点
台風5号(チャンパー)は25日(金)6時現在、日本の南の海上を北に進んでいます。
このあとも北上を続け、明日26日(土)には強い台風へと発達する予想です。
27日(日)頃には暴風域を伴い小笠原諸島の近くを通過する予想です。
雨や風が強まり荒れた天気になるおそれがあります。高波にも注意・警戒してください。
その後は進路をやや東寄りに変えて、29日(火)までには温帯低気圧に変わる見込みです。
台風5号のこれからの進路予想:6月25日15時時点
台風5号は今日(25日)午後3時に「強い」勢力に発達しました。
今後も北上を続けて、明日(26日)夜から明後日(27日)昼頃に小笠原諸島に近づく恐れがあります。
小笠原諸島では週末は風が強まり、海上はうねりを伴ってしける見込みです。
その後、本州付近に近づく可能性は低くなったものの、関東から九州では週末から週明けにかけて雨が強まる恐れがあります。
台風はその後、スピードを上げて北上し、28日(月)の午後には日本の東で温帯低気圧に変わる見込みです。
だんだんと本州からは離れて進む予想に変わってきていますが、週末には梅雨前線の活動が活発になる見込みです。
明後日(27日)から28日(月)にかけては、関東から九州の太平洋側には梅雨前線に伴う発達した雨雲がかかる恐れがあります。
台風5号のこれからの進路予想:6月26日朝6時時点
強い台風5号は、26日午前6時現在、日本の南にあります。中心の気圧は980hPaで、暴風域を伴ったまま北上しています。
今後も北上を続け、今夜からあす27日の昼頃にかけて小笠原諸島に接近するおそれがあります。
小笠原諸島では、きょう26日の昼過ぎからあす27日の朝まで強い風が吹くでしょう。
台風の北上に伴い、本州の南に延びる梅雨前線の活動が、次第に活発に。
伊豆諸島では、あす27日の明け方から昼過ぎにかけまで激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
27日午前6時から28日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で、伊豆諸島北部・南部ともに100ミリ~200ミリです。
また、関東の広い範囲で雨が降り、沿岸部を中心に雨脚の強まる所もあるでしょう。
台風5号のこれからの進路予想:6月26日15時時点
強い台風5号は、26日15時、風速25メートル以上の暴風域を伴って、父島近海を北上しています。
台風5号は、小笠原諸島に接近したあと、日本の東を北上し、28日15時までに温帯低気圧に変わるでしょう。
台風が本州に近づく可能性は小さくなっています。
台風が22日ごろの予想図よりも大きく右にそれているのがはっきりわかります。
ちょっと一安心ですが、引き続き梅雨前線などに注意が必要ですね。
■6月28日(月)予想天気図
台風5号は太平洋高気圧の縁をまわって北西に進み、進路に近い小笠原諸島や伊豆諸島では台風の直接の影響を受けるおそれがあります。
また、台風とともに梅雨前線も北上する見込みです。
台風が陸地から離れて通った場合でも、暖かく湿った空気を連れてくるので、梅雨前線の活動が活発になるおそれがあります。
西日本から東日本太平洋側などでは大雨に警戒が必要です。
台風の進路や梅雨前線による大雨のタイミング、警戒が必要なエリアは、今後変化する可能性があるので、最新の情報を確認するようにしてください。
台風&梅雨とか最悪のコンディション…。
備えを万全にしておく必要がありますね!
6月27日22時時点の最新情報
台風5号(チャンパー)は、6月27日(日)午後9時に日本の東で温帯低気圧に変わりました。
台風5号は、6月23日(水)午前9時に、マリアナ諸島で発生し、その後、発達をしながら北上しました。
25日には台風は強い勢力になり、日本の南から小笠原諸島の西を暴風域を伴いながら進みました。最大瞬間風速は50m/sを観測しました。
その後、台風は伊豆諸島の南東から東を北上した後、6月27日(日)午後9時に日本の東で温帯低気圧に変わりました。
まとめ
台風5号についての進路予想・情報をまとめてお伝えしました。
6/22ではあまり詳しいことが分からずやきもきしますが、情報が何か公表され次第追記していきます!
ご訪問ありがとうございました。
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