2020年7月14日、バンクシーがロンドンの地下鉄の車内に描いた新作品。
タイトルは「マスクをせよ、さらば与えられん」
それを交通局清掃員が、バンクシーの作品だとは気付かないまま消した!とメディアが伝えていますね。
「落書き禁止の厳格な原則に基づき、作品は数日前に消し去られた」との発言があるように、そもそも絵を勝手に描くなどは禁止事項なので、それが消された理由です。
大阪門真コストコ入場制限はある?整理券入手方法と駐車場混雑状況を解説
新作は14日に公式インスタグラムで公表。
地下鉄サークル線の車内に、マスクをパラシュートのようにして飛ぶネズミ・くしゃみで大量のひまつを飛ばすネズミをバンクシーはメッセージとして描きました。
作品の価値
消した作品の価格は推定、約10億円。(個人的見解)
その理由としては、2019年10月サザビーズのオークションで過去最高額約13億円で落札された「サルの議会」「Devolved Parliament」を例に考えて想像した数字です。
消されてしまい、もう2度と見られないという付加価値まで付くのでその価格をつけました。
過去の物は1億3千万~2億くらいが発表されてきましたが、ホテルの壁など、もう価格ではなく価値観としての総合金額しか出ない作品が多くありますね。
所かまわず描いてしまうバンクシー。
普通なら違法な「落書き」として扱われて即座に消されるか取り締まられる怒りをかうというストリートパフォーマンスが、バンクシーとなればアート作品・芸術品と呼ばれてしまいます。
日本でバンクシー作品を見るには
横浜アソビルで開催中の「バンクシー展 天才か反逆者か」の開催期間は5月30日から9月27日まで。
一時コロナウィルスによる自粛中断されていたのですが、5月30日より再開。
日時指定のチケット予約も順次売り切れていっている人気ぶり。
当日券もありますが、入場人数により販売されなかったりしますので、指定予約チケットを購入してから行く事をお勧めします。
☟こちらから予約購入出来ます。
バンクシー展に行く時の注意点
「注意」という程大げさな事ではありませんが。
特に女性の方にはお知らせしておきたいのですが、冷房がめちゃくちゃ強いです。
初めは「涼し~い」と快適なんですが、見ているうちに段々寒くなり、終盤ガタガタと震えるくらいになってしまいました(真夏期間は服装が特に薄着なので)
見に行くという友人にも伝えてあったのですが、その女性も「上着持って行ったけど寒かったー!」と感想を言っていたので、ちょっと軽めに羽織る物があった方が良いと思います。
撮影
バンクシー展はカメラ撮影がOK.
作品に触れて撮影出来たりもするので、それなりに作品にしたい人は服装とか合わせていくと面白い写真が撮れると思いますよ。
動画も流れているで、保存したい方は三脚もあったら便利。
まとめ
バンクシー展、2回も行った本人の感想として。
「アート」としての価値を考えるならば、残さなければいけないという観点で価値を付けるのではなく、思考や気持ちを表現した、という行動の軌跡に金額が付き消されてしまったという事も、平和の一環として捉えても良いのかなと思いました。
作品展示量としてはかなり満足なバンクシー展でしたので、皆さんもぜひ足を運んでみてください。
ご訪問ありがとうございました。
コメント